設立趣旨書


 愛媛県は、大きく東予・中予・南予の三つに分かれています。中でも特に南予は、高齢化と過疎化が進んでおり、産業もあまり発展してきていません。そして、第一次産業が中心の南予2市(宇和島市、西予市)、3町(愛南町、鬼北町、松野町)は、消滅可能性自治体(民間の有識者団体である人口戦略会議による)に該当すると指摘されているほど、地域の衰退が懸念される状況になってきています。

このような状況から鑑み、南予2市(宇和島市、西予市)、3町(愛南町、鬼北町、松野町)の今後の発展のため、以下の2点を目的にしたいと思います。1点目は、次代を担い地域に貢献できる人材の育成(奨学生募集)をすることです。2点目は、産業を発展させるために地方創生事業の支援(事業への補助)をすることによって、地域に寄与し貢献したいと考えています。

 以上のような目的のもと、ここに「公益財団法人 川島ハロー教育地域振興財団」を設立しようとするものであります。